上記の表を見ると雇用統計発表後チャートのベクトルは14年間で上げも下げも同じく7回ずつで確率は50%のイーブン。
しかし、ロングポジションに比べショートポジションを取っていた場合、平均獲得に差が大きく生じている。ロングポジションを取っていた場合の平均獲得pipsが41pipsに対してショートポジションを取っていた場合は58pipsと17pips多い結果となっている。
以上の結果から、上げるか下げるかの可能性は50%50%だが下げた時は利が乗りやすい結果となった。
*赤色のチェックの部分は1円以上と大きく動いた時ですが近年は2016年以降は有りません。(最近は大きく動かないですね)
最近の雇用統計は5月から6月、7月と良い結果が出ずドル円のチャートは3回共下げる結果となっております。以下が件のチャートです。
8月は久し振りに雇用環境の回復が見られチャートは上昇。
一時は世界的にもコロナに対してワクチン接種も進み雇用が促進したのでしょうね、このままコロナ撲滅な雰囲気でしたが変異株のデルタ株が再び勢いを促進しているので残念ながら懸念材料です。
9月は3日の21時30分(日本時間)が雇用統計発表日で失業率の予想は5.2%(前回は5.4%)、非農業者部門雇用者数の予想は75.0万人(前回は94.3万人)となっております。