上記の表から予測される雇用統計発表後のドル円の動きは、下げる可能性が少し高い位です。
しかし発表後の値の乖離は下げの方が56pips、対し上げは39pipsなので下げた時の方が大きい結果となりました。(差の平均値)
では、以下の表の直近5年分の9月の雇用統計のデータを見て見ましょう。
矢印で示したドル円の値動きはこちらも下げの方が大きい結果です。
平均の差は、上げが22pips下げが27pipsとなっており下げの方が少し大きい数値となりましたが、過去15年分のデータと比べると動きが「小さいな」と思います。
さて今回の雇用統計の作戦としては、
「雇用統計発表前からポジションを取る必要はない」
発表後の値動きを見て50pips以上下げた場合に市場の値動きを見ながら「全戻しを狙いロングポジション」を取るのがいいと思います。
市場はいつ何が起こるかわかりませんので、場合によっては全戻し前に利益の確定や各々の損切ラインは決めて市場に向かって下さい。